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今日は歯医者さんの日? [日記]

 4月21日は、「チラデンテスの日」です。
チラデンテス-Tiradentesは、ポルトガル語で「歯を抜く」という意味ですが、実は、ブラジル独立運動の士の一人である、ジョアキン・ジョゼ・ダ・シルヴァ・シャヴィエル(1746~1792)の通称で、幼い頃に医師であった叔父に預けられ(ブラジル風の奉公?)、そこで歯医者ならび歯科技工としての技術を習い、その仕事を生業としていたため、「チラデンテス」の名前で有名になりました。
        
                  【ブラジル独立の士、チラデンテス】
            

あ、歯医者&歯科技工者として有名になったのではなく、ブラジル独立運動の草分けとして有名になったということです。このチラデンテス氏、リオ市に住んでいた頃は、水不足で悩んでいる住民たちのために大運河計画なども立案しましたが、政府の支援が得られなかったため、実現しませんでした。 というわけで、チラデンテス氏は、つねに民衆の側に立って、彼らの苦しみ悩みをともに感じ、戦う人だったようです。

この時代のブラジルは、ポルトガルの植民地であり、ブラジルで産出するさまざまなもの(金、ダイヤ、ルビー、エズメラルドなどの宝石類、銘木等々)は、当然のことながらポルトガル本国の王侯貴族や商人たちのふところを暖かくするだけで、ブラジルに住んでいるものにはほとんど利益をもたらしませんでした。まあ、鎖国時代の日本の君主制度(搾取制度)と同じですね。

で、当然のことながら、チラデンテス氏はこういう制度を改めて、もっとブラジル利益をもたらし、ポルトガル王室が押し付けていた数々の制限・束縛からブラジル人たちがもっと自由になれることを望んでいました。 そしてこういう人が当然のように行き着く先として、ブラジルの民衆を苦しめるポルトガル政府の束縛から自由になろうと、倒幕ならぬ、独立運動グループに入り活動を始めたのですが、運悪く、独立運動グループの中にいた裏切り者、チラデンテス氏と同名の、ジョアキン・シルベーリオ・ドス・レイスに密告され、独立運動グループは一網打尽、全員逮捕、財産剥奪され牢獄にぶちこまれ、チラデンテス氏のみが見せしめのためか、逮捕の2年後に処刑されました。(絞首刑のあと、首を切り、身体を4つ裂きにし、見せしめのために、リオ市やミナス州のオウロプレット市などでさらされた〈残酷!〉)

ブラジルの独立は、チラデンテス氏が処刑されてから4年後の1882年になりましたが、ブラジルの独立政府はポルトガル王室のドン・ペードロ王子であったためか、ブラジル政府がチラデンテスを独立の士として正式に認めたのはず~っとあとの1867年になってからでした。

今日は、ブラジルの歴史の勉強でしたσ(^_^;)アセアセ...
 

            【チラデンテスが独立運動に身を投じたオウロプレット市】

     


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