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目鼻立ちの整ったー 今流のイケメン? [日記]

  日本では日増しに暑さが増し、ところによっては夏並みの気温になっているそうですが、

南半球のブラジルでは、日増しに寒くなり確実に冬に向かっています。


ブラジル南部の山岳地帯の町では、今週には今年はじめての降雪も

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 さて、教師業をリタイアしたLoby
月~金は何もせず、土日は休日という優雅な毎日を送っていますが。

このままではアタマが早期ボケになりかねないので、仕事としての翻訳はあまりないので
ボケ対策としてブラジルでまだ紹介されてない日本文学の翻訳をやることにしたことはすでに書きました。


最初に選んだ作品が有島武郎の『生れ出づる悩み』 生れ出づる悩み



締め切りとかなし、そんなに急ぐものでもないのでのんびりゆったりと翻訳をしていますが、

日本文学作品のポルトガル語訳





それでも週末以外は、大体一日2時間ほどやっている感じです。
部屋の中は寒いので、[晴れ]ポカポカと暖かい日があたるテラスで翻訳しています。
(ちなみに、室温は13度[バッド(下向き矢印)]ですが、テラスでは18度です[わーい(嬉しい顔)]


日本文学作品のポルトガル語訳2


最近、ブラックコーヒーの代わりに飲んでいるのがカプチーノ。
ブラックと違って、まろやかだし、もっと温かく感じます。

(Lobyが応援するサッカーチームのマグカップです)



カプチーノ1


カプチーノといっても、「インスタント」なんですが、
先日、ある店で勧められて飲んだら美味しかったので、
今週、スーパーに買い物に行ったときに(割引値段で売っていたので)買いました。


カプチーノ


というわけで、今もカプチーノのカップをそばに置いてノートPCで翻訳しているのですが、
ブロガーの方が「渋い作品ですね」(地味ということでしょう)とコメントされた作品ですが、
翻訳を進めていくにつれて、かなり面白い(興味深く、よく書けている)作品だと思いました。

(プロの作家ですから当たり前ですね)


それにしても、日本語の表現って豊かですねェ。
宮沢賢治の作品とかを訳すときにも感じたのですけど、普通、私の場合は文章、とくにワードを訳すときは、
アタマにただちに訳が浮かばなかったり、もっと適訳がないかを探す時、ます最初にグーグルで


日本語ワード⇒英訳 でサーチし、その英訳をグーグル翻訳を使ってポルトガル語で訳してチェックする、

というプロセスを踏みます。

ところが、それでもポルトガル語は適訳がないワードが多々あります。
たとえば宮沢賢治の『グスコーブドリの伝記』の中の一節に
”主人はにやりと笑いました。”
というのがあるのですが、英語では「grin」とか「smirk」とか「smile in gloat」などあるのに、
ポルトガル語では「sorrir」(微笑む)と「rir」(笑う)の二つしかなく、原文の「にやりと笑う」を
的確に訳せない感じです。


まあ、それだけ英文の方が表現力が豊かということなのでしょうけど、
それでも、今日のタイトルのような「目鼻立ちの整った、彫りの深い顔」というような表現の英訳はかなり難しいのでは?
今、訳している『生れ出づる悩み』には、「筋肉質な君の顔は、どこからどこまで引き締まっていたが、輪郭の正しい目鼻立ちの隈々くまぐまには…」という箇所があるのですが、これは「目鼻立ちの整った、彫りの深い顔」というような意味なのですが、英文でも訳すのがムズカシイと思いますね。


ちなみに、本作品の『生れ出づる悩み』とは、立派な芸術家(作家?)として羽ばたく(世に名を知られる)難しさのことを言っているのだと思いますけど、こ れはヘタに直訳すると『生まれる苦しみ』みたいになっちゃって、まるで仏教の四苦(生老病死)の一つであるかのように捉えられてしまします[たらーっ(汗)]
今のところ、ポルトガル語でのタイトルはそのまま『生まれる苦しみ』になっているのですが、最終チェック時には再考したいと思っています。


ほかにも、日本語を外国語に訳すのが難しい言葉ってたくさんありますね。

「しんみり」

「しみじみ」

「片腹痛い」

「腹の黒い」etc、etc…

なお、翻訳でよく利用するグーグルのポルトガル語サーチと日本語のサーチですが、
日本人の親切さというか、サービスの良さというのもこのあたりにも見られて興味深いです。

たとえば、先程の「にやりと笑う 英訳」とグーグルにインプットすると

にやりと笑う


このように別に翻訳サイトに移動&開けなくとも、すぐに主な訳を見ることができます。

しかし、その英文のポルトガル語訳を知ろうとしても、ポルトガル語版グーグルでは、
このように「tradução de Laugh」の訳は、とか「tradução de grin」の訳は、というサイトの紹介文が並ぶだけで、どうしてもそのサイトに行かないと訳がわからなくなっています。まあ、サイトの方ではその方が訪問 者が増えるのでいいのでしょうけどね。


にやりと笑うport


これは翻訳だけに限らず、「Yahoo知恵袋」なんてのも日本語ではたいへん親切に(よく分かる人が)教えているし(ポルトガル語版などは、若者のふざけ 半分の回答などが多く辟易します)、Wikipediaも日本語版は情報量がたいへん多いので助かります。(これは英語版にも言えることですけどね…)


文化の違いと言えばそれまでですけど、やはり、利用する側としては日本語サイトの方がベターです。





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今日もご訪問有難うございます
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コメント 8

kuwachan

言葉の表現は難しいですよね。
日本語だけでもいざ書こうとすると大変ですから、
翻訳だったら尚更だと思います。
by kuwachan (2017-06-12 09:03) 

なんだかなぁ〜!! 横 濱男

日本語も色々な表現があるから、
結構、翻訳は難しいでしょうね。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2017-06-12 21:43) 

こんちゃん

文学としての翻訳ですから長々と説明すれば良いわけではないですもんね。言葉選びも翻訳家のセンスですね。
by こんちゃん (2017-06-13 08:46) 

トモミ

ニュアンスまで訳すのは本当に大変でしょう!学術論文位しか翻訳経験のない私には到底無理だと思います。それはさておき、「渋い」っていったの、もしかして(笑)?
by トモミ (2017-06-13 13:26) 

ちんぐるま

わたくしも、ボケ対策に取り組んでますよ~
by ちんぐるま (2017-06-13 15:04) 

ヨッシーパパ

有島武郎氏の作品は、一度も読んだことがありませんが、難しそうです。
それを翻訳されるのは、とても大変なお仕事ですね。
by ヨッシーパパ (2017-06-13 18:25) 

駅員3

すっかりご無沙汰してしまい、ゴメンナサイ(^^;っっ
翻訳・・・なかなか微妙なニュアンスを伝えるのはむつかしいのでしょうね。

by 駅員3 (2017-06-14 07:38) 

Loby

>kuwachanさん、そうですね。
 日本語でも表現の仕方がかなりありますから、
 ましてやそれを外国語に訳すとなると、やはり訳者の翻訳スキルはもちろん、こんちゃんさんもおっしゃっているように”センス”もたいへん重要になりますね。

>なんだかなぁ〜!! 横 濱男さん、翻訳は難しいけど、
 自分の感性を信じてできるというところが好きです。

>こんちゃんさん、宮沢賢治の作品などだと、日本人なら読んだらすぐわかることでも、外国人にはわからないものがありますので、少々説明的な訳が必要(と私は思います)ですが、やはり大事なのは”読んでわかる文章”に訳す、ということだと思います。

>トモミさん、はい。その通りでございます( ̄ー ̄)ニヤリ
 でも、読んだ方だからこそできるコメントなので、とても貴重だと思います。
 私的には、こういう作風は好きです。

>ちんぐるまさん、ボケ対策、意欲的に取り組まないとあとがたいへんですよね^^;

>ヨッシーパパさん、私も読んだことはなかったのですが、
 青空文庫版のは現代風な文章ですので読みやすいです。
 ほかの作品も今後読んでみたいと思いますが、この作品も結構おもしろいです(主観ですが…)。

>駅員3さん、本当にご無沙汰ですね。
 お元気そうでなによりです。
 翻訳… 難しいけどかなりハマります。


 
by Loby (2017-06-15 01:07) 

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